
夏に出会う北海道の花
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更新日:2 日前
Flowers Raised in Hokkaido
北海道の花には、広い空と大きな寒暖差の記憶があります。冷涼な気候、短い夏、地域ごとに異なる土と風。北海道で育つ花を知ることは、名前だけでなく、その姿をつくった土地の条件を知ることです。

北海道で多く育つ花
北海道の切り花は、スターチス、カーネーション、ユリ、デルフィニウム、ヒマワリが出荷量の上位を占めます。年間出荷量の約7割が7月から9月に集中し、北海道は国内の夏の切り花産地として位置づけられています。
夏の冷涼な気候は、花色の鮮やかさや日持ちの良さにつながります。一方で、近年は北海道でも高温への対応が必要です。花の旬は暦だけで決まらず、その年の気温と生産地の環境によって前後します。
産地ごとに異なる花
空知は、令和2年時点で道内の花き作付面積の37%を占める産地です。令和6年産ではスターチスの出荷量が最も多く、ヒマワリ、カーネーションが続きます。トルコギキョウ、リンドウ、ユリ、スカビオサなども育てられています。
日高のみついしでは、デルフィニウムを主力に、スターチスやダリアを生産しています。初夏に出荷のピークを迎え、青や白の涼やかな花が道内外へ運ばれます。
石狩ではカーネーション、トルコギキョウ、バラ、アルストロメリア、ユリ。後志ではトルコギキョウ、ユリ、ダリア。胆振ではトルコギキョウ、キク、スターチス。同じ北海道の花でも、地域によって品目と出荷の時間が異なります。
旬の北海道産の花を選ぶ
花屋で北海道産の花を探すなら、7月から9月が選択肢の広がる時期です。夏はスターチス、ヒマワリ、デルフィニウム、カーネーション。晩夏から秋にはリンドウやダリアも加わります。入荷は天候や市場によって変わるため、品種名と一緒に産地を尋ねると、今の北海道に近い花を選べます。
近い花を選ぶ意味
輸送距離が短いことは、鮮度や環境負荷を考える一つの要素です。ただし、産地が近いだけで花の良し悪しは決まりません。栽培時の加温、資材、品質、廃棄まで含めて見る必要があります。まず産地を知り、旬に選択肢を寄せることから始められます。
土地の輪郭を花束へ
GANONは北海道の素材を、素朴さの記号としてではなく、世界に通じる造形として扱います。低い光、強い枝、短い夏に伸びる花。土地に根ざすことは、表現を狭めるのではなく、固有の形を持つことです。
現在取り扱っている花は、GANON FLORISTの季節の花からご覧いただけます。
by GANON.


